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乳がんは、乳房にある乳腺に発生する悪性腫瘍です。現在、乳がんは女性のかかる癌の第1位になっており、20年前に比べ約2倍に増加しています。早期に見つけることによって、手術の方法が違ったり、発生率を減少させることができます。
・乳がんには8つの重要なリスクファクターがあります。 |
1. |
年齢40歳以上 |
2. |
30歳以上で未出産の方 |
3. |
初産が30歳以上(出産経験がない人を含む) |
4. |
閉経年齢が55歳以降 |
5. |
肥満(特に50歳以上、標準体重の50%以上) |
6. |
良性の乳腺疾患(特に増殖性、異型を伴うもの)になったことがある |
7. |
家族(特に母、姉妹)に乳がんになった人がいる |
8. |
乳がんになったことがある |
・以下の症状は要注意です |
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しこり(90%)、ひきつれ、くぼみ、でっぱり、皮膚の変化、分泌物が出る、乳首のただれ |
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従来、視触診で行われてきた乳がん検診が、最近はマンモグラフィー・エコーを併用することにより、早期の癌が発見できるようになっています。 |
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予防方法はありません。
早期発見・治療が最善の対処法です。自己検診、マンモグラフィ等の定期検診をおすすめします。 |
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視触診、エコー(超音波診断装置)、マンモグラフィ(乳房レントゲン撮影)、細胞診等。それぞれの検査の特性を生かして、受診する方の状態により検査方法を選択、又は組み合わせをして行う検診です。
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※異常のある方、又さらに精密検査の必要な方については、すみやかに専門病院へ直接ご紹介できます。 |
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